vGPU を使用してインスタント クローンを作成する場合、接続サーバは常に利用可能な最大の vGPU 容量を持つ ESXi を選択し、ESXi のメモリは無視します。 ESXi のメモリが不十分でも、利用可能な vGPU 容量がまだある場合、インスタント クローンのプロビジョニングは「リソース不足」エラーで失敗します。

Horizo​​n 8 2306 リリースでは、プロビジョニング中に ESXi メモリをチェックする新機能が導入されました。
この機能はデフォルトでは無効になっていますが、ADAM データベースで「pae-HostRamThresholdForVgpuPool」の値を設定することで有効にできます。
このメモリしきい値設定は、パーセンテージ値を入力として受け入れます。
このしきい値に達すると、接続サーバは他の ESXi を検索して vGPU インスタント クローンを配置します。 しきい値に達した ESXi は、インスタント クローンの配置で常に考慮され、他の ESXi が使用できない場合に使用されます。


pae-HostRamThresholdForVgpuPool」の値を定義するには、接続サーバー上の ADAM データベースに接続する必要があります。

  • 接続サーバ コンソールにログインします。
  • ADSI EDITを開く
  • 新しい接続を追加する
  • localhost:389 上の DC=vdi、DC=vmware、DC=int に接続します。
  • OU=サーバー グループ、DC=vdi、DC=vmware、DC=int を展開します。
  • 右クリック > CN=Pool-Name のプロパティ
  • pae-HostRamThresholdForVgpuPool 属性を編集します
  • 0 ~ 100% の値を設定します。
    • 0 –  プロビジョニングに ESXi は考慮されません
    • 75 (1から99の間) – ESXi メモリが 75% 使用されている場合、別の ESXi が選択されます
    • 100 – この機能を無効にする

⚠️ この属性は、バージョン => 2306 で作成されたプールで使用できます。

Ludovic

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