主な新機能:

Horizon 8 のライセンスが期限切れになり、30 日間の猶予期間が終了した後も、エンド ユーザーは引き続き既存のデスクトップ、リモート アプリケーション、および仮想マシンを操作できます。管理者は新しいプールまたはファームの追加、既存のプールとファームの拡張、デスクトップおよびファームの新しいプッシュ イメージのスケジュール設定/再スケジュールを行うことはできません。

ハードウェア アクセラレーション AV1 エンコードのサポートが NVIDIA GPU に拡張されました。

インスタント クローンのスマート プロビジョニングがデフォルトでモード B（親仮想マシンなしで作成されたクローン）になりました。モード A は、7.0 update 3f より古いバージョンの ESXi ホストで vTPM デバイスを使用している場合にのみ選択されます。管理者は、「KB81026」の説明に従って ADAM データベースに pae-ProvisionScheme 属性を設定することで、プロビジョニング モードを設定できます。

Horizon 7.x で専用リンク クローンを持つパーシステント ディスクを使用している場合、専用インスタント クローンでパーシステント ディスク機能を使用できるようになりました。パーシステント ディスクは、インスタント クローンの更新時にユーザー プロファイルを保持するために使用されます。パーシステント ディスクを Horizon 7.x 環境から Horizon 8 に移行する方法については「KB93091」の移行ガイダンスを参照してください。

インスタント クローンのプロビジョニングでは、vGPU が有効な仮想マシンをプロビジョニングするときに、vGPU のキャパシティだけでなく、使用可能なメモリも確認します。以前は、インスタント クローン仮想マシンをホストに配置するときに、vGPU の可用性のみが考慮されていました。このため、クラスタ内の他のホストに十分なメモリがあっても、特定のホスト上のメモリ リソースが枯渇するとリソース不足エラーが発生しました。この機能を有効にするには、ADAM データベースで pae-HostRamThresholdForVgpuPool 値を設定します。詳細については、「KB93092」を参照してください。

• このリリースでは、次の Linux ディストリビューションのサポートが追加されています。
  • Red Hat Enterprise Linux (RHEL) Workstation 8.8、9.2
  • Red Hat Enterprise Linux (RHEL) Server 8.8 および 9.2
  • Rocky Linux 8.8、9.2
  • Debian 11.6 および 11.7

このリリースでは、VMware Horizon Recording のサポートが追加されました。この機能を使用すると、管理者はデスクトップ セッションを記録して、Linux リモート デスクトップとアプリケーションでのユーザーの動作を監視できます。

このバージョンによってもたらされた新機能は次のとおりです。

• Cloud License Service (CLS) インスタンスによってライセンスを取得したクライアントによって認証されるローカル プロキシ サーバーのサポート
• セキュリティアップデート: : Security Bulletin: NVIDIA GPU Display Driver - March 2023

ネットワークが非常に良好な場合、VMware Horizo​​n Blast Agent は TCP に切り替えます。

• 高帯域幅
• 非常に低い遅延
• 実質的にパケット損失なし

この状況では、UDP には TCP よりも利点がないため、エージェントは TCP の使用を選択します。

通常、UDP は次の場合に選択されます。

• 貧弱な WiFi を介した VPN
• 待ち時間が長い
• 繰り返されるパケット損失

UDP は TCP よりもわずかに多くの CPU を使用しますが、これはプロトコル スイッチング アルゴリズムによって考慮されます。

Microsoft は、セキュリティ脆弱性 CVE-2021-42291 に対処するために、2024 年 1 月にデフォルトで Enforcement モード (KB5008383) をアクティブ化する予定です。

このモードでは、Instant-Cloneで使用されるアカウントが Active Directory ドメイン内にコンピュータ アカウントを作成できなくなります。

この問題を解決するには、次の 2 つの可能性があります。

インスタント クローン アカウントに「Domain Admins」権限を割り当てます。

新しい Sysprep カスタマイズ モードを使用します（VMware Horizo​​n の将来のバージョンで利用可能）

vSphere 8 Update 1 には、vGPU 管理に関する興味深い新機能が導入されています。
同じ物理 GPU 上で異なる vGPU プロファイルを混合できるようになりました。

リリースノートからの抜粋:

同一の GPU ハードウェアでの異種の仮想グラフィック処理ユニット (vGPU) プロファイルのサポート：vSphere 8.0 Update 1 では、物理 GPU 上のすべての vGPU が同じタイプである必要があるという要件が削除されました。これにより、さまざまな vGPU プロファイル（コンピューティング、グラフィック、仮想デスクトップ インフラストラクチャ ワークロードなど）を 1 つの GPU に設定できるため、GPU 使用率が向上し、ワークロードの断片化が削減されてコスト削減が実現します。

簡単な操作で新しい機能を実現できます。
デフォルトの機能を無効にします。

前提条件
Agent Horizon 2303
Client Horizon 2303
Horizon GPO Bundle 2303

• 仮想デスクトップを再起動して、グループ ポリシーを適用します。

主な新機能 :

⚠️ 私の locked.properties ファイルはこの更新によってリセットされました。忘れずに自分のファイルを確認してください.

VMware Horizo​​n Instant-Clone プールを作成または更新すると、展開プロセスによってテンプレート仮想マシン (cp-template-xxxxx) が自動的に作成されます。

この仮想マシンはマスターのリンク クローンであり、Horizo​​n によって Active Directory ドメインに統合されます。

何らかの理由 (IP アドレス、Windows の問題など) でテンプレート マシンがドメインに追加されない場合、展開は停止され、マシンは 5 分後にシャットダウンされ、その後削除されます。

構成を検証するために、RDP/コンソール経由でこのマシンに接続し、ログ ファイルを分析し、ドメインへの追加を手動でテストする時間をもっと取ると興味深いかもしれません。

マスターで実行する手順:

• vSphere Web ClientでマスターVMを選択し、
   知設定の編集 > 詳細パラメータ
• 新しい設定の編集を追加 :  cloneprep.debug.mode
• 値をONに設定する
• 新しいスナップショットを撮ってHorizo​​nに公開する

この手順により、Horizo​​n がテンプレート マシンをロックしたり削除したりすることが防止されるため、手動で削除する必要があります。